私たちは、貴社のブランドが輝き、測定可能な事業成果をもたらす、高性能のマーケティング機能と自律成長組織の構築を専門としています。
WEB集客の「停滞感」、私と一緒に打ち破りましょう!
北海道でサービス業を営む多くの経営者の方々と話していると、皆さん「本当に一生懸命やっているのに、なぜかWebからの集客が伸びない…」という共通の悩みを抱えています。広告費はかかるのに効果が見えない、SNSは更新しているのに来店につながらない、ホームページはあるけどお問い合わせが増えない。こういった「停滞感」は、本当に辛いですよね。私もかつて、現場の責任者として同じような壁に何度もぶつかってきました。でも、ご安心ください。その停滞感こそが、実は事業を次のステージへと大きく飛躍させる「CUE(きっかけ)」になります。
私は、これまで様々な企業のCMO代行として、この「停滞感」を打ち破るサポートをしてきました。
その経験から言えるのは、問題の本質は決して「最新のWeb集客ツールを知らないこと」ではありません。Web集客が伸び悩む原因は、もっと深いところにあるのです。今日は、その根本原因を解き明かし、具体的な解決策を4つのステップに分けてお伝えしていきます。この記事を読み終える頃には、きっと「次に何をすべきか」がクリアになっているはずです。
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サービス業のWeb集客が伸び悩む、本当の理由
「毎日ブログを書いています」「SNSも頑張って更新しています」とおっしゃる経営者の方はたくさんいらっしゃいます。でも、それなのに結果が出ないのはなぜでしょうか?それは、集客のための「行動」が、バラバラに散らばっているからです。Web集客の成功は、単発的な施策の積み重ねではなく、「一貫した戦略」と「それを実行し続けられる組織」が両輪で回って初めて生まれるものなんです。
たとえば、SNSで素敵な発信をしていても、いざお客様がホームページを見に来たら、情報が古かったり、予約導線が分かりにくかったりしたらどうでしょう?せっかくの興味もそこで途切れてしまいますよね。また、個人の頑張りに頼っていて、その人が辞めてしまったら、集客の仕組みが止まってしまう。これでは、持続的な成長は望めません。つまり、Web集客の伸び悩みは、「戦略不在」と「実行体制の脆弱性」、この二つが絡み合って起きているケースがほとんどなのです。
「商品」「集客」「接客」の3つがバラバラになっていませんか?
Web集客が伸び悩んでいるサービス業の多くは、この「商品」「集客」「接客」という3つの要素が、それぞれ孤立してしまっているケースがよく見られます。例えば、どんなに素晴らしいサービス(商品)があっても、その魅力を伝えきれていない集客施策では、お客様に届きません。また、集客で来店してくださったお客様に、期待以上の心地よい接客が提供できなければ、一度きりのご縁で終わってしまいます。Web集客の伸び悩みは、この3つの歯車がうまく噛み合っていないサインなんです。
この歯車をスムーズに回すためには、お客様がお店やサービスと出会い、ファンになってくださるまでの一連の流れを、全体像として捉えることが非常に大切になります。その全体像を可視化するのに役立つのが、マーケティングの考え方である「セールスファネル」と、さらにその進化形である「Wファネル」なんです。これらを使ってお客様の心理を理解することで、どこに課題があるのかが明確になり、打つべき対策が見えてきます。
セールスファネルで考える、お客様の心の動き
まず、セールスファネルとは、お客様が商品やサービスを認知してから購入に至るまでのプロセスを、漏斗(ろうと)の形に見立てた考え方です。Web集客の場合、一番上の広い部分が「認知」です。例えば、Web広告やSNS、ブログ記事などでお店の存在を知っていただく段階ですね。そこから、興味を持ってホームページを見てくださる方が「興味・関心」のフェーズ、他社と比較して検討してくださる方が「検討」のフェーズ、そして最終的に予約や購入に至る方が「購買」のフェーズとなります。
多くのWeb集客施策は、この「認知」から「購買」までのプロセスをスムーズにつなぐことに重点を置いています。しかし、この流れの中のどこかに「漏れ」があると、集客は伸び悩みます。例えば、ブログで興味を持ってもらっても、ホームページが古いままだと、その漏斗の途中で多くのお客様が離脱してしまうんです。Web集客の成果を出すには、このファネル全体を俯瞰し、どこで漏れが発生しているかを把握し、改善していくことが不可欠です。
Wファネルで実現する、熱狂的なファン化の仕組み
サービス業の成功は、一度きりの購買で終わりではありません。大切なのは、お客様に何度も足を運んでいただき、やがて熱心なファンになっていただくことです。そこで重要になるのが、従来のセールスファネルをさらに進化させた「Wファネル」という考え方です。Wファネルは、購買後の「リピート」と、さらにその先にある「推奨(口コミ)」という2つのフェーズを重視します。
ファネルが一度購買で終わるのではなく、そこからさらに広がり、お客様が自らお店の魅力を発信してくださる「推奨」のフェーズへと繋がっていく。この形がアルファベットの「W」に似ていることから、Wファネルと呼ばれています。特にWeb集客に伸び悩むサービス業にとって、この「推奨」は非常に強力な集客ツールとなります。なぜなら、人から人への口コミは、どんな広告よりも信頼性が高いからです。
Wファネルの後半戦、「接客」がWeb集客の鍵を握る
Wファネルの後半、つまり購買後の「リピート」と「推奨」のフェーズは、まさに「接客」の力が試される部分です。お客様は商品やサービスそのものだけでなく、お店の雰囲気やスタッフの対応、心遣いといった「体験」全体を記憶します。この「体験」が期待以上だった時、お客様は自然とリピーターとなり、家族や友人にも「あの店、すごく良かったよ!」と口コミをしてくださるようになります。
この口コミが、新たなWeb集客へと繋がっていく。つまり、Web集客の成功は、決してWeb上のテクニックだけで決まるものではなく、お店の「接客」まで含めた一連の体験全てで決まるのです。Web集客の伸び悩みを感じているなら、一度「集客」だけでなく、購買後の「接客」を徹底的に見直してみてはいかがでしょうか。お客様の心に残る最高の体験を提供することが、Web集客の停滞感を打ち破る最強の武器となるはずです。
ステップ1:お客様は誰?「あり方」を明確にするブランディング
Web集客を始める前に、まず一番最初に取り組んでほしいことがあります。それは、「私たちは、どんなお客様に、どんな価値を提供して喜んでもらいたいのか?」という『あり方』を徹底的に言語化することです。これを私は「ブランディング」と呼んでいます。多くの企業は、いきなり集客のテクニックに走りがちですが、この土台がグラついていると、どんなに集客を頑張っても「誰にも響かないメッセージ」になってしまいます。
例えば、「地域で一番のカフェ」を目指すのか、「札幌の読書好きが集まる静かなカフェ」を目指すのかで、取るべきWeb集客の戦略は全く違ってきますよね。後者であれば、読書に関するブログを書いたり、静かな空間をアピールする写真をSNSに投稿したりと、ターゲットに刺さる明確な方向性が見えてきます。この「私たちらしさ」を明確にし、お客様に「このお店だよね!」と認知してもらうことこそが、価格競争から脱却し、長く愛されるお店になるための第一歩なんです。
ステップ2:集客を強くする「勝ち筋」を見つけるHNT戦略
「あり方」が明確になったら、次はその強みを最大限に活かした「勝ち筋」を見つけていきます。私はこれを「HNT戦略(ニッチトップ戦略)」と呼んでいます。これは、ゼロから新しい市場を探すのではなく、すでにお客様に喜ばれている「貴社だけの強み」を改めて掘り起こし、その分野で地域No.1になるための戦略を立てるということです。
たとえば、美容室であれば「トレンドを追いかけるお店」ではなく、「忙しいママの時間を大切にする、時短カットが得意な美容室」といったように、特定のニッチなニーズに深く応えることで、圧倒的なNo.1ポジションを築けます。Web集客では、この「勝ち筋」を前面に押し出したホームページやSNS、ブログ記事を作成します。「時短カット 札幌」といったキーワードで検索したお客様に、貴社が真っ先に見つけてもらえるような仕組みを作るのです。この戦略が定まると、広告費も無駄にならず、効率的に集客ができるようになります。
ステップ3:PDCAを回す「実行エンジン」を組織に組み込む
戦略を立てるだけでは、「絵に描いた餅」で終わってしまいます。Web集客で成果を出すには、それを確実に実行し、継続的に改善していくための「実行エンジン」が必要です。これは、一人の担当者が頑張るのではなく、チーム全体でPDCAサイクルを回せる仕組みを組織に組み込むということです。
具体的には、Webサイトへのアクセス数、予約数、SNSの反応率など、具体的な数字(KPI)をメンバー全員で共有し、週次でミーティングを行います。「なぜこの数字になったのか?」「次にどうすればもっと良くなるか?」を、現場のメンバー自身が考え、次の行動に反映させていく。これを繰り返すことで、チーム全体に「考える習慣」が根付き、Web集客の精度は飛躍的に高まります。CMO代行の役割は、まさにこの実行エンジンを組織の中に作り、自律的に成長できるチームへと導くことなんです。
ステップ4:AIを「最強の右腕」として使いこなす
「日々の業務で忙しくて、とてもWeb集客にまで手が回らない…」と感じている経営者の方も多いのではないでしょうか。そんな時にこそ、AIを積極的に活用するべきです。AIは、Web集客の「効率化エンジン」として、私たちの作業時間を劇的に短縮してくれます。
例えば、AIにブログ記事のネタ出しや草案の作成を任せたり、お客様からのよくある質問を分析してホームページの改善点を洗い出したりといったことが可能です。もちろん、AIが作ったものをそのまま使うのではなく、最終的には私たちの「想い」や「人間的な感性」を加えていくことが重要です。AIを単なるツールとして使うのではなく、「最強の右腕」として使いこなすことで、Web集客のスピードと質を同時に向上させることができます。
まとめ:Web集客の成功は「戦略」と「組織」の両輪で
いかがでしたでしょうか。サービス業のWeb集客が伸び悩む原因は、一過性のテクニック不足ではなく、「戦略不在」と「実行できる組織の弱さ」にあることがほとんどです。
今日お話しした4つのステップは、
「あり方」を明確にするブランディングを定める
「勝ち筋」を見つける戦略を設定する
PDCAを回す「実行エンジン」を組織内にセットする
AIを「最強の右腕」として使いこなし、量産体制をつくる
世の中への発信を最大化する
この流れで、Web集客の土台から見直すことが、持続的な成長への一番の近道です。
もし「自社だけでは何から手をつけるべきか分からない…」「誰かに伴走してほしい」と感じたなら、ぜひ一度、私と話してみませんか?無料の壁打ちセッションでは、あなたの会社の状況を丁寧にヒアリングし、事業を次のステージへと導く「CUE(きっかけ)」を一緒に探していきます。
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VELET「札幌の未来を担う中小企業に、CMO代行と組織育成を」北海道札幌市のマーケティング&コーチングカンパニー
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【CMOブログ用語集】
CMO(Chief Marketing Officer):最高マーケティング責任者のこと。企業のマーケティング活動全般を統括する役割を担います。
HNT戦略(ニッチトップ戦略):特定のニッチな市場において、圧倒的なNo.1ポジションを確立する戦略。
PDCAサイクル:Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4段階を繰り返すことで業務を継続的に改善していく手法。
KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標。目標達成の度合いを測るための具体的な指標。
ブランディング:企業や商品・サービスが持つ独自の価値や魅力を明確にし、顧客の心に「らしさ」として定着させるための活動。
セールスファネル:商品やサービスを認知してから購入に至るまでの顧客の行動を、漏斗(ろうと)の形に見立てて表した概念。
Wファネル:従来のセールスファネルに、購買後の「リピート」や「推奨」といった顧客行動を加えた考え方。顧客をファン化し、持続的な成長を目指す上で重要なフレームワーク。
カスタマージャーニー:顧客が商品やサービスを認知し、購入に至り、さらにファンになるまでの一連のプロセスを旅に見立てて図式化したもの。
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