私たちは、貴社のブランドが輝き、測定可能な事業成果をもたらす、高性能のマーケティング機能と自律成長組織の構築を専門としています。
組織改革の前に知ってほしい、中小企業が陥りがちな「罠」
経営者の皆さん、会社の成長のために「組織改革が必要だ」と強く感じているかもしれません。でも、いざ着手しようとすると、何から手をつけたらいいか分からず、立ち止まってしまうケースも少なくないですよね。また、意欲的に始めたものの、現場の反発にあって頓挫したり、気づけば「結局何も変わらなかった」なんていうことも…。実は、これは多くの中小企業が陥りがちな「罠」なんです。
過去に、私も「こうすれば間違いない」と信じて、自分のやり方をメンバーに強く押し付けた結果、組織が崩壊寸前になった苦い経験があります。当時は、結果を出すことに夢中で、メンバー一人ひとりの気持ちを置き去りにしてしまっていたんです。この経験から学んだのは、組織改革は、ただ新しい制度やルールを導入するだけではうまくいかないということ。一番大切なのは、そこにいる「人」を理解し、その人たちの心に火をつけることなんです。
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組織改革を成功に導くための3つの「CUE」(きっかけ)
会社に活気がない、売上が伸び悩んでいる、と感じている経営者の皆さん。その「停滞感」こそが、実は組織を変える絶好のチャンス、「CUE(きっかけ)」です。このCUEをどう捉え、どう行動に移すかで、会社の未来は大きく変わります。私たちが提唱する、組織改革を成功に導くための3つのCUEについてお話しさせてください。
1. 会社の「あり方」を見つめ直すCUE
まず、最初のCUEは、貴社が「何のために存在しているのか」という、会社の「あり方」を明確にすることです。これって、当たり前のようで、意外と曖昧になっている会社が多いんです。例えば、「創業者は何に課題を感じ、何を成し遂げたかったのか?」といった原点に立ち返ることは、貴社の存在意義(パーパス)を再確認する上で、とても大切です。
この「あり方」が明確になると、ブランドメッセージに深みが増し、顧客の共感を呼びやすくなります。同時に、社員も「自分たちが何を目指しているのか」が分かって、日々の仕事に意味を見出しやすくなるんです。過去には、お客様との感動的なエピソードを社内で共有することで、社員がブランドの「らしさ」を体現するアンバサダーへと変わっていったケースも見てきました。
2. 個々の「可能性」を信じるCUE
2つ目のCUEは、社員一人ひとりの「可能性」を信じることです。組織改革というと、どうしてもトップダウンで「こうしろ」「ああしろ」となりがちですが、これでは社員はやらされ感を感じ、長続きしません。大事なのは、社員が自ら「やりたい!」と心から思えるような環境を作ることなんです。
私は以前、社員たちが持つ「感性」や「情熱」を最大限に引き出すことで、事業を大きく変革させた経験があります。彼らが自らのクリエイティビティで生み出した商品やサービスが、顧客の心を動かし、事業成長に繋がるという成功体験を積むことで、社員の目の色が変わり、自信と誇りを深めていく様子を目の当たりにしました。社員が自律的に動き、成果を生み出すには、まず経営者が彼らの可能性を信じることが不可欠なんです。
3. データと人の「両輪」を回すCUE
最後のCUEは、「データ」と「人」、この両輪を回すことです。組織改革は、感情論だけではうまくいきません。市場のトレンド、顧客のニーズ、そして日々の営業活動の数字など、客観的なデータに基づいて戦略を立てることが不可欠です。
しかし、どれだけ優れた戦略や最新技術があっても、最終的に事業を推進するのは「人」です。現場のメンバーが「自分ごと」として捉え、自律的に動いてくれるかどうかが、成果を大きく左右します。私たちのCMO代行サービスでは、データに基づいた緻密な戦略を立てると同時に、組織コーチングを通じて社員の「熱量」を引き出し、全員が同じ方向を向いて進めるように伴走します。この「感性」と「論理」の両方が揃うことで、組織は力強く前進していくことができるんです。
組織を「学習する組織」へ変革する具体的なステップ
組織改革を一過性のイベントで終わらせず、持続的な成長に繋げるためには、組織全体が「学習する組織」へと進化する必要があります。ここでは、そのための具体的なステップを、私たちが行う「組織コーチング」のプロセスを例にご紹介しますね。
ステップ1:現状の見える化と目標設定
まずは、組織の「現在地」を正確に把握することから始めます。私たちは、経営層だけでなく、幹部や一般のメンバーにもインタビューを行い、事業の課題、チームの強み、そして社員一人ひとりの想いを、多角的に掘り下げていきます。その上で、社員の夢と会社の期待を重ね合わせ、全員が心からコミットできる具体的な目標を設定します。
この段階では、KPTフレームワークのような振り返りの手法も活用し、ただの反省会ではなく、未来へ進むための建設的な対話になるようにファシリテーションします。
ステップ2:継続的なフィードバックと挑戦の習慣化
目標を設定したら、次はそれを実行に移し、定期的に振り返ることが重要です。私たちは、月に一度のフィードバックミーティングを通じて、目標に対する進捗を確認し、成功体験を称賛します。うまくいかなかったことについても、原因を深掘りし、次のアクションを明確にしていきます。
大切なのは、「失敗を恐れずに挑戦する文化」を醸成することです。挑戦はギリギリで攻めるから挑戦になります。だからこそ、その挑戦を称賛するチームづくりをサポートします。挑戦の数を最大化することが、チームを強くする何よりの秘訣です。
ステップ3:自律型リーダーの育成と組織全体への浸透
最終的なゴールは、外部の力に頼らずとも、組織が自律的に成長し続けられるようになることです。そのためには、中間管理職やリーダー層の育成が不可欠です。私たちは、彼らが「自分たちで考え、行動し、結果を出す」集団へと生まれ変われるように、徹底的に伴走します。
リーダーが自信を持って動き出すことで、その熱量が部下にも伝播し、組織全体にポジティブな変化が広がっていきます。一人ひとりが主体性を持ち、会社の未来を「自分ごと」として捉えられるようになった時、組織は想像もしなかった素晴らしい成果を生み出すことができるでしょう。
まとめ|組織改革は、未来への投資です
組織改革は、決して簡単なことではありません。多くの時間と労力、そして何よりも「熱量」が必要です。しかし、この挑戦を乗り越えた先には、社員が生き生きと働き、お客様に心から喜ばれ、持続的に成長する強い会社が待っています。
私たちは、単なるマーケティングの専門家ではありません。あなたの事業を深く理解し、そこに眠る可能性を「覚醒」させ、社員の心に火をつける「超伴走型CMO」です。もし、今、会社が停滞していると感じているなら、ぜひ一度、あなたの「想い」を聞かせてください。あなたの会社の未来を、共に描き、実現するお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。
CMO代行と組織コーチングに関するTips
CMO(最高マーケティング責任者): 企業のマーケティング活動を統括し、経営戦略をマーケティング戦略に落とし込む責任者。市場調査、商品設計から広告・広報、データ分析、チーム育成まで、多岐にわたる業務を担います。
フルファネル: 顧客が商品やサービスを認知してから購入に至るまでの全てのプロセス(ファネル)を指します。市場調査、商品設計、認知、比較検討、購入、リピート、改善活動まで、一貫したマーケティング戦略を立てることが重要です。
HNT戦略(北海道ニッチトップ戦略): 特定のニッチな市場で圧倒的なNo.1ポジションを確立する戦略。価格競争から脱却し、高付加価値・高収益性を実現することで、持続的な競争優位性を生み出します。
KPTフレームワーク: 「Keep(続けること)」「Problem(課題)」「Try(次に挑戦すること)」の3つの視点で行う振り返り手法。チームの改善活動を効果的に進めるために活用されます。
壁打ち: 経営者やチームメンバーが、抱えている課題やアイデアを、CMOやコーチングの専門家といった第三者に率直にぶつけ、対話を通じて思考を整理し、新たな気づきや解決策を見つけること。
CMO代行と組織コーチングについて、さらに詳しく知りたい方はこちらからお気軽にお問い合わせください。
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