2026/01/11

指示待ち組織を変える!札幌の組織コーチが教える「自走するチーム」のつくり方

「なぜうちの社員は自分で考えないのか」——その悩み、仕組みで解決できます。札幌で組織コーチング・CMO代行を手がけるVELET上村啓太が、指示待ち組織を自走型チームに変える5つの視点と、明日から始められる小さな一歩を解説します。

上村啓太

2026/01/11

指示待ち組織を変える!札幌の組織コーチが教える「自走するチーム」のつくり方

「なぜうちの社員は自分で考えないのか」——その悩み、仕組みで解決できます。札幌で組織コーチング・CMO代行を手がけるVELET上村啓太が、指示待ち組織を自走型チームに変える5つの視点と、明日から始められる小さな一歩を解説します。

上村啓太

私たちは、貴社のブランドが輝き、測定可能な事業成果をもたらす、高性能のマーケティング機能と自律成長組織の構築を専門としています。

札幌で組織コーチングを手がけるVELET代表・上村啓太が、中小企業の事業承継と経営改善の現場から、チームビルディングの本質をお伝えします。

「なぜ、うちの社員は自分で考えないのか」

この問いを、何度心の中で繰り返しただろう。

会議で意見を求めても沈黙。新しい提案をしても「社長が決めてください」。気づけば、すべての判断が自分に集中している。

もしあなたが今、そんな状況にいるなら、まず伝えたいことがあります。

それは、あなたのせいじゃない、ということ。

多くの中小企業が同じ壁にぶつかっています。そして、その壁は「社員の能力」の問題ではなく、「組織の仕組み」の問題であることがほとんどです。

だから、仕組みを変えれば、人は変わる。

今日は、私がこれまで伴走してきた組織づくりの現場から見えてきた「自走するチーム」のつくり方を、一緒に考えていきたいと思います。

なぜ「自走する組織」が必要なのか

「仲の良いチーム」と「成果を出すチーム」は、似ているようで違います。

飲み会では盛り上がるのに、いざ仕事になると誰かの指示を待ってしまう。そんなチームを見たことはありませんか?

私が目指すのは、「学習する組織」です。

社長や上司の指示を待つのではなく、現場の一人ひとりが「これは自分ごとだ」と捉え、自ら考え、動く。失敗しても、そこから学び、次に活かす。そんな組織です。

これは理想論ではありません。正しい順序で取り組めば、どんな会社でも近づくことができます。

「やらされ感」を「やりたい」に変える方法

組織が動かない原因の多くは、「MUST(やるべきこと)」だけを押し付けているからです。

会社の目標、売上ノルマ、業務指示。すべてが「やらなければならないこと」として降ってくる。そうなると、人は自然と受け身になります。

ここで大切なのが、WILL・CAN・MUSTのフレームワークです。

  • WILL:その人が「やりたいこと」

  • CAN:その人が「できること」

  • MUST:会社として「やってほしいこと」

この3つの円が重なる部分を見つけることで、「やらされ仕事」が「自分の仕事」に変わります。

ある会社で、ベテラン社員にこう聞いたことがあります。「この仕事で、一番楽しかった瞬間はいつですか?」

最初は戸惑っていた彼が、少しずつ目を輝かせながら話し始めたとき、私は確信しました。人は、自分の情熱と仕事がつながったとき、驚くほど動き出すのだと。

組織を変える「起点」は、実は社長ではない

組織変革というと、社長が旗を振って全社を動かすイメージがあるかもしれません。

でも、私の経験では**「中間管理職」こそが変化の起点**になります。

経営層と現場をつなぐ彼らが、単なる「チェッカー(管理者)」から「プランナー(戦略を描けるリーダー)」に変わったとき、現場の空気は一変します。

なぜなら、現場のメンバーが一番見ているのは、直属の上司だからです。

その上司が「言われたことをやる人」なのか、「自分で考えて動く人」なのか。それを、部下たちは毎日見ています。

だからこそ、中間管理職の育成に投資することは、組織全体への投資なのです。

「振り返り」を仕組みにする

チームビルディングの研修やワークショップ。やった直後は盛り上がるのに、1ヶ月後には元通り。そんな経験はありませんか?

一過性のイベントで終わらせないために、私は**「KPT」というフレームワーク**を取り入れることをお勧めしています。

  • Keep:続けるべきこと

  • Problem:改善すべき課題

  • Try:次に試すこと

これを月に一度、チームで共有する場を設ける。それだけで、成功も失敗も「組織の資産」に変わっていきます。

大切なのは、完璧な振り返りをすることではありません。「振り返る習慣」を持つことです。

小さなことでいい。「今月、これがうまくいったね」「ここは次こうしてみよう」。その積み重ねが、学習する組織をつくります。

「心理的安全性」は甘やかしではない

最近よく聞く「心理的安全性」という言葉。

誤解されがちですが、これは「仲良しクラブ」をつくることではありません。

厳しい意見も、新しいアイデアも、恐れずに言い合える土台。それが本当の心理的安全性です。

失敗したときに「なぜできなかったんだ」と責めるのか。それとも「よく挑戦したね。次はどうする?」と問いかけるのか。

その違いが、チームの未来を分けます。

挑戦を称賛する文化があれば、人は失敗を恐れなくなる。失敗を恐れなくなれば、新しいアイデアが生まれる。その循環が、イノベーションの土壌になるのです。

明日からできる、小さな一歩

ここまで読んで、「わかったけど、何から始めればいいの?」と思ったかもしれません。

大丈夫です。大きなことをする必要はありません。

明日からできることを、ひとつだけ提案させてください。

それは、チームの誰か一人に「最近、仕事で楽しかったことある?」と聞いてみることです。

業務の話ではなく、その人の「WILL」に触れる問いかけ。

最初は戸惑われるかもしれません。でも、その小さな対話が、組織を変える最初の一歩になります。

組織づくりは、一夜にして完成するものではありません。

でも、正しい方向に、一歩ずつ進めば、必ずたどり着く場所があります。

そこに愛はあるか。私はいつも、自分にそう問いかけながら、経営者の皆さんと一緒に歩いています

あなたの会社が、明日また一歩、前に進めますように。

「うちの組織、どこから手をつければいい?」

そんなときは、一度お話しさせてください。 VELETでは、経営者の方との無料相談を承っています。

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戦略に、体温を。あなたの会社に寄り添う伴走型支援をお届けします。

【まとめ】 札幌の組織コーチング・VELET上村啓太が解説。指示待ち組織を自走型に変えるには、WILL・CAN・MUSTの接続、中間管理職の育成、KPTによる振り返りの仕組み化、心理的安全性の構築が鍵。まずは一人の社員に「仕事で楽しかったこと」を聞くことから始めよう。


参考文献・外部リンク

本記事で紹介した理論やフレームワークについて、さらに深く学びたい方は以下をご参照ください。

▼ 学習する組織

▼ WILL・CAN・MUSTフレームワーク

▼ 心理的安全性

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