私たちは、貴社のブランドが輝き、測定可能な事業成果をもたらす、高性能のマーケティング機能と自律成長組織の構築を専門としています。
はじめまして、CMO代行と組織コーチングを手がけている上村啓太です。多くの経営者の皆さんとお話をする中で、「もっと売上を上げたい」「どうすればいいか分からない」というお悩みを本当にたくさん耳にします。ビジネス環境が荒波の海のように変化する現代では、これまでの成功体験が必ずしも通用するとは限りません。特に、お客様と直接向き合うBtoC業界では、顧客のニーズも市場の動きも驚くほど速いスピードで変わっています。こうした中で、新しい戦略を練り、迅速に実行していくことは、決して簡単なことではありません。皆さんが感じている「停滞感」は、決して貴社だけのものではないと、私たちも理解しています。
この記事では、そんなお悩みを抱える方に向けて、売上を上げるための6つの具体的な方法から、その前提となる「マーケティング課題の設定と解決プロセス」までを、順を追って分かりやすくお伝えしていきます。ただのノウハウではなく、事業成長と組織変革を同時に実現するための考え方や、それを実行する上でのポイントもお話しします。ぜひ、貴社の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。
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売上を上げる前に知っておきたい「たった一つの真実」
売上を上げたいと思ったとき、多くの経営者の方は「何か新しいことをしなきゃ!」と考えがちです。新しい広告を出したり、流行りのSNSを始めてみたり。もちろんそれらも大切ですが、ちょっと待ってください。闇雲に施策を打っても、なかなか結果に繋がらないことがほとんどです。なぜなら、そもそも「どこに根本的な課題があるのか」を正しく把握できていないからです。事業を強くするには、小手先のテクニックを試す前に、貴社が今、どのステージに立っているのか、そして何がボトルネックになっているのかを明確にすることが、実は一番重要なのです。
売上というのは、シンプルな公式で分解することができます。それは「売上=顧客数×顧客単価×購買頻度」というものです。つまり、売上を上げる方法は、この3つの要素のどれかを高めることしかありません。貴社の売上が伸び悩んでいるのは、「顧客数が足りない」のか、「一人のお客様からの売上が低い」のか、それとも「一度きりの購入で終わってしまう」のか。このどれか、あるいは複数の要素に課題があるはずです。まずは、この3つの要素を分解して、自社の現状を客観的に見つめ直すことから始めましょう。
売上を構成する3つの要素を分解する
売上を上げるためには、先ほどの3つの要素のうち、どこに課題があるかを見つけ出すことが最初のステップです。それぞれの要素にどんな課題が潜んでいるか、具体例を挙げて見ていきましょう。
顧客数が伸び悩んでいる
新しいお客様がなかなか来店・来社してくれない。
Webサイトへのアクセス数が少ない、問い合わせに繋がらない。
広告を出しても、思うような反響がない。
ターゲットとなるお客様に、貴社の存在がそもそも知られていない。
顧客単価が低い
お客様がいつも同じ商品・サービスしか購入してくれない。
高単価の商品やサービスが売れない。
価格競争に巻き込まれて、利益が出にくい。
貴社の商品の本当の価値がお客様に伝わっていない。
購買頻度が少ない
一度購入してくれたお客様が、そのあとリピートしてくれない。
お客様との関係性が一回で終わってしまい、ファンになってくれない。
お客様に再来店のきっかけや、情報提供ができていない。
顧客を大切にする接客プロセスや仕組みが整っていない。
いかがでしょうか?貴社の状況に当てはまるものはありましたか?この3つの要素を分解することで、これまで漠然と抱えていた「売上が上がらない」という悩みの原因が、少しクリアになってきたのではないでしょうか。次に、この課題を解決するための具体的な方法を6つご紹介します。
売上を上げるための6つの具体的な方法(マーケティング施策)
先ほど分解した「顧客数」「顧客単価」「購買頻度」という3つの要素を改善するための、具体的なマーケティング施策を6つに分けて解説していきます。これらの施策は、単独で実行するよりも、それぞれを連携させて動かすことでより大きな効果を生み出します。
1. 新規顧客を呼び込むための「集客力」を上げる
まずは、貴社の存在をまだ知らないお客様にアプローチし、興味を持ってもらうための「集客力」を高めることからです。デジタルマーケティングは、この集客において非常に効果的です。例えば、SEO(検索エンジン最適化)やMEO(マップ検索エンジン最適化)によって、検索結果の上位に表示されれば、費用を抑えながら継続的に見込み客を獲得できる「デジタルマーケティングのエンジン」を構築できます。また、PPC広告やSNS広告、LINEなどを活用すれば、潜在的なお客様にもリーチし、貴社の魅力を効率的に伝えることができます。さらに、AIを効果的に活用すれば、市場調査や顧客分析、魅力的なコンテンツ生成、広告運用など、多岐にわたるマーケティング活動を驚くほど効率的に、そして強力に推進することができます。
2. 見込み客を逃さない「接客プロセス・顧客体験」を磨く
せっかく集客した見込み客を、確実にお客様にするための工夫も必要です。お客様が貴社のWebサイトや店舗を訪れたとき、「ここ、良さそうだな」と感じてもらえるような「顧客体験」を磨き上げることが大切です。WebサイトのUI/UXを改善したり、LINEを活用して集客から営業へのスムーズな導線を設計したりすることで、コンバージョン率を向上させることができます。また、顧客応対マニュアルを整備したり、CRMを活用して顧客データを一元管理したりすることで、お客様一人ひとりを「個」として大切にするパーソナルな対応が可能になります。これにより、お客様は「ただの顧客」ではなく、「貴社のファン」へと変わっていくのです。
3. 客単価を上げる「商品・サービス開発」と「ブランディング」
お客様に「もっと価値を感じてもらい、高単価でも購入してもらう」ためには、競合にはない独自の強みが必要です。私たちの考える「HNT達成支援」では、まず貴社が既に立っている「ニッチ」な領域を明確に定義し、磨き上げていきます。お客様に「この分野なら絶対にあの会社だよね!」と地域で誰もが認める圧倒的なNo.1ポジションを確立するための「勝ち方の設計図」を描くのです。また、この戦略に基づき、お客様のニーズに応え、かつ競争力を強化する商品やサービスを開発・改善していくことが重要です。
4. 価格以上の価値を伝える「価値伝達」と「ブランディング」
どれほど素晴らしい商品やサービスがあっても、その価値がお客様に伝わらなければ、価格競争に巻き込まれてしまいます。ブランディングとは、単にロゴやデザインを整えることではありません。貴社が「何者であるか」を明確にし、顧客の心における「らしさ」を確立することです。この「らしさ」と市場ニーズを繋ぐ商品開発の思考プロセスを身につけることで、「売れる商品」を生み出す企画力と実行力が社内に根付き、常に魅力的な商品やサービスを提供できるようになります。これにより、お客様は貴社の商品を価格以上の価値として認識してくれるようになり、収益性も向上します。
5. リピートを促す「顧客ロイヤルティ」を高める
一度きりの購入で終わらせず、繰り返し購入してもらうためには、お客様との信頼関係を深め、「ファン」になってもらう必要があります。私たちは、お客様を「個」として大切にするパーソナルな対応や、ロイヤルティプログラムの設計を通じて、LTV(顧客生涯価値)の最大化を目指します。実際に、これまで伴走してきた企業では、Google口コミで日本一の件数を達成した実績もあります。お客様が「ファン」となり、リピートや口コミで貴社の成長を牽引してくれるようになれば、新規顧客獲得にかかるコストを抑えながら、持続的な成長を実現できます。
6. 組織を動かす「実行力」と「改善サイクル」
どれほど優れた戦略や最新技術があっても、最終的に事業を推進するのは、やはり「人」です。現場のメンバー一人ひとりが「自分ごと」として捉え、自律的に動き、お客様に最高の価値を提供できるかどうかが、成果を大きく左右します。私たちは、単なる戦略や計画の策定だけでなく、それを現場のメンバーが「よし、やるぞ!」と意欲的に動き出し、確かな結果を出せるまで徹底的に伴走します。KPTフレームワークなどを活用した効果的な振り返り手法を伝授し、「やりっぱなし」を防ぐことで、組織全体が自律的に課題を発見し、解決できる「学習する組織」へと進化していくのです。
マーケティング課題の設定から解決策の実行プロセス
売上を上げるための6つの方法をご紹介しましたが、これらを闇雲に試しても効果は限定的です。最も重要なのは、貴社に最適な「勝ち方の設計図」を描き、それを実行し、改善していくプロセスそのものにあります。私たちは、このプロセスを経営者の皆さんと一緒に創り上げていきます。
ステップ1: 現状把握と「勝てる場所(ニッチ)」の特定
まずは、データと対話を通じて、貴社のユニークな「現在地」をクリアにします。多くの企業は、意識せずとも独自のニッチな領域で戦っています。大切なのは、その「貴社が既に立っているニッチ」を明確に定義し、磨き上げること。お客様への深い共感と「具体⇔抽象」思考を行き来しながら、貴社がそのニッチで最高に輝くための、オーダーメイドの達成ロードマップを描き出します。この最初の「壁打ち」を通じて、貴社やあなた自身の可能性に「気づき」、行動を起こすための「CUE(きっかけ)」を創り出します。
ステップ2: 目的と目標を明確にする「KPI設定」
ロードマップができたら、次は具体的な目標に落とし込みます。事業目標達成のために、「売上目標」「顧客獲得目標」「顧客満足度目標」など、形骸化しないKPI(重要業績評価指標)を設定することを支援します。目標と行動が連動するよう指導し、組織全体が共通の目標に向かって一体となれるようにコミットメントを醸成します。これにより、各メンバーが自身の役割と貢献を明確に認識し、自律的に動けるようになります。
ステップ3: 実行と改善を高速で回す「超伴走型」の支援
描いた戦略や設定したKPIを、「絵に描いた餅」で終わらせないことが何よりも大切です。私たちは、まるで貴社のCMO(最高マーケティング責任者)のように、ハンズオンで伴走します。戦略を具体的なマーケティング計画やKPIに落とし込み、Webマーケティング、広告、SNSなどを連携させて、実行プロセス全体を統括・推進します。データに基づいた効果測定と改善活動をPDCAサイクルとして回し続け、戦略を確実に「成果」へと転換していきます。この「超伴走型」の支援こそが、単なるアドバイスではなく、本質的で持続可能な変革を後押しするのです。
事業成長と組織変革を同時に実現する『CMO代行×組織コーチング』
これまでお伝えしたように、私たちは単なるマーケティング施策の実行だけにとどまりません。事業を強くするマーケティング(論理)と、人を動かす組織コーチング(感性)を組み合わせることが、私たちの最大の強みです。
私たちの組織コーチングは、緻密な戦略構築と同時に、「人の心」を深く理解し、組織全体の「熱量」を最大限に引き出すことを目的としています。外部CMOとしての視点に加え、組織コーチングという形で、リーダーシップの醸成と、社員一人ひとりの主体性を引き出すお手伝いをさせていただきます。現場のメンバーの「目の色が変わる瞬間」を、数多く見てきました。これは、単なる研修とは異なり、日々の業務の中で実際に変化を実感し、成長を喜び合えるような、感性を解放する瞬間なのです。
この支援を通じて、貴社の組織はきっと「自分たちで考え、行動し、結果を出す」集団へと生まれ変わります。社員一人ひとりが持つ潜在能力を最大限に引き出し、自律的に成長し続けることができるよう、強力にサポートいたします。技術の力と人の情熱、この両輪で貴社の事業を力強く前進させ、永続的に輝き続けられる未来を共に創り上げていきましょう。
まとめ
売上を上げるための方法は、一つではありません。まず、自社の現状を「顧客数」「顧客単価」「購買頻度」という3つの要素に分解し、どこに課題があるかを見つけることから始めてみてください。そして、その課題を解決するために、6つの具体的な方法を、ぜひ参考にしていただければと思います。
最も大切なのは、これらの方法を「絵に描いた餅」にせず、実行し、改善し続けることです。そのために、私たちは「マーケティング戦略(論理)」と「組織コーチング(感性)」の両輪で、経営者であるあなたとチームに徹底的に寄り添う「超伴走型」の支援をしています。
もし、今、事業の停滞や組織の活気のなさに悩んでいるなら、もう一人で抱え込む必要はありません。まずは、無料の「HNT戦略壁打ちセッション(60分)」で、貴社の現状と未来について、私、上村啓太と話しませんか? 私たちが、あなたの会社の最初の「CUE(きっかけ)」となります。
【CMO代行組織コーチング】北海道札幌市のマーケティング&コーチングカンパニー
URL:https://velet.jp/ 個別セッションMTG用URL https://timerex.net/s/uemurankeitan_baea/7942e040
ビジネス用語解説
CMO(最高マーケティング責任者):企業のマーケティング活動全般の責任を負う役職のこと。
CMO代行:企業にCMOを置く余裕がない場合、外部のプロフェッショナルがCMOの役割を代行するサービス。
HNT(北海道ニッチトップ)戦略:自社の独自の強み(ニッチ)を明確にし、その分野で地域No.1を目指すための戦略。
KPI(重要業績評価指標):目標達成に向けたプロセスを測るための定量的な指標。
PDCAサイクル:Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を繰り返す業務改善の手法。
KPTフレームワーク:振り返りのための手法。Keep(続けていくこと)、Problem(課題・問題)、Try(次試すこと)の3つの視点で考える。
UI/UX:UIはUser Interfaceの略で、Webサイトなどの見た目や操作性。UXはUser Experienceの略で、顧客がサービスを通じて得られる総合的な体験。
LTV(顧客生涯価値):一人の顧客が、生涯にわたって企業にもたらす利益の総額。
ROI(投資収益率):投資した費用に対して、どれだけの利益が得られたかを示す指標。
PPC広告:Pay Per Clickの略。クリック数に応じて費用が発生する広告。リスティング広告などが代表例。
SEO(検索エンジン最適化):Googleなどの検索エンジンの検索結果で、自社のWebサイトを上位に表示させるための施策。
MEO(マップ検索エンジン最適化):Googleマップの検索結果で、自社の店舗情報を上位に表示させるための施策。
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