2026/01/15

数字しか信じなかった営業部長が、9000回の対話で辿り着いた答え|10億の壁を越える組織の力

フォトスタジオ営業部長として5年間9000セッションを実施し、コロナ禍で最高益達成。数字だけを追っていた僕が辿り着いた答えは「10億の壁を越えるには組織が必要」。札幌CMOの原点。

上村啓太

2026/01/15

数字しか信じなかった営業部長が、9000回の対話で辿り着いた答え|10億の壁を越える組織の力

フォトスタジオ営業部長として5年間9000セッションを実施し、コロナ禍で最高益達成。数字だけを追っていた僕が辿り着いた答えは「10億の壁を越えるには組織が必要」。札幌CMOの原点。

上村啓太

私たちは、貴社のブランドが輝き、測定可能な事業成果をもたらす、高性能のマーケティング機能と自律成長組織の構築を専門としています。

数字しか信じなかった営業部長が、9000回の対話で辿り着いた答え

〜「組織なんて」と思っていた僕が、10億の壁を越えるために本当に必要なものを知った日〜

「売上、達成!」
でも、心は満たされなかった。

一年の終わり、いつも感じていたのは孤独寂しさ

社長とは心を通わせていた。でも、メンバーと心が通った瞬間は、ほとんどなかった。

「数字さえ上げれば、それでいい」

そう信じていた僕が、5年間で9000回の対話を通じて辿り着いた答え。

それは、「10億の壁を越えるには、組織の力が絶対に必要だ」ということでした。

本記事では、現在、札幌でCMO代行・組織コーチングを提供するVELET代表・上村啓太が、フォトスタジオ営業部長時代に体験した「数字から人へ」の転換と、なぜ今、組織コーチングにこだわるのか、その原点をお伝えします。

この記事で分かること

  • 数字だけを追っていた営業部長が感じていた「孤独」と「寂しさ」

  • リクルートマネジメントエンジニアリングとの出会いで得た「衝撃」

  • 5年間9000セッションで起きた「組織の覚醒」

  • なぜ10億の壁を越えるには組織が必要なのか

  • VELETが「CMO代行 × 組織コーチング」にこだわる理由

この記事の信頼性

執筆者: 上村啓太(VELET代表)
経歴: リクルート出身、フォトスタジオ営業部長として5年間で9000セッション実施
実績: コロナ禍で最高益達成、経済産業大臣表彰(はばたく中小企業300社)受賞に貢献

序章: 数字だけを追っていた、あの頃の僕

完全トップダウンの営業部長

フォトスタジオの営業部長だった頃の僕は、数字だけを見る人間でした。

追っていた数字:

  • 売上

  • 成約率

  • 客単価

  • 店舗別業績

  • 個人別売上

とにかく、全部の数字を見ていました。

僕のやり方: トップダウンの指示命令

当時の僕のスタイル:

  • 商品開発を行う

  • WEB広告と連動させる

  • 売上最大化を目指す

  • 会議でトップダウンの指示を出し続ける

「こうやれ」「これをやれ」「数字を上げろ」

スタッフは、僕の指示に従うだけ。

僕は、それが「マネジメント」だと思っていました。

一年の終わりに感じる、孤独と寂しさ

でも、一年の終わりになると、いつも感じていたんです。

孤独寂しさを。

社長とは、心を通わせていました。経営のビジョンを語り合い、戦略を練る。それは楽しかった。

でも、メンバーと心が通った瞬間は、ほとんどなかった

僕は、スタッフに指示を出すだけ。スタッフは、僕の指示に従うだけ。

そこに、「心」はなかった。

満たされない感覚

売上は上がる。目標は達成する。

でも、心は満たされない。

「何か、違う」

そんな感覚を、ずっと抱えていました。

第1章: 転機 — リクルートマネジメントエンジニアリングとの出会い

元ゼクシィのメンバーからの紹介

転機は、突然訪れました。

元ゼクシィのメンバーから、こう紹介されたんです。

「上村さん、この人に会ってみたら?」

それが、リクルートマネジメントエンジニアリングの方との出会いでした。

一番衝撃を受けた言葉

その方から、色々なことを学びました。

考え方、フレームワーク、組織の作り方...

でも、一番衝撃を受けたのは、この言葉でした。

「目標は、数値だけでなく、目標像で描く」

数値目標 vs 目標像

これまでの僕:

目標 = 売上◯◯円、成約率◯◯

衝撃を受けた新しい考え方:

目標像 = この店舗は、どんな店でありたいか?
      = スタッフは、どんな自分になりたいか?
      = お客様に、どんな価値を届けたいか

数字は、あくまで「結果」。

大切なのは、「どうありたいか」という「目標像」。

事業ルート vs 組織ルート

もう一つ、僕の世界観を変えたのが、この考え方でした。

事業ルート(これまでの僕):


ひたすら施策を繰り返す

PDCAを回す

自分が思ったことをトライ&エラー

売上を上げる

これが、僕が信じていた唯一の道でした。

組織ルート(新しい視点):


大きな方向性は定めつつ

店舗全体の数値目標や目標像に向けて

個人が51対49で「自分が作りたい世界観」の目標像を描く

自律的に取り組むポイントを決める

リーダーはフォロー、時にはリーディング

全員で一歩を進む

会社や組織が動き、結果に繋がる

これが、「組織ルート」。

僕は、この道を全く知らなかったんです。

「組織なんて」と思っていた自分の変化

正直に言えば、それまでの僕は:

「組織なんて、関係ない」

そう思っていました。

でも、この出会いで、僕は変わりました。

「組織こそが、すべてを変える鍵だ」

そう確信したんです。

営業部長として、新しい挑戦を決意

僕は、営業部長として、新しい挑戦を始めました。

「全員の目標像を一緒に探し、伴走することで組織を作る」

それが、僕の新しい役割になりました。

一人じゃない、って思えた

そして、何より嬉しかったのは:

「一人じゃない」って思えたこと。

「皆の夢と自分の夢、今は重なっているな」

そう感じられたことでした。

第2章: 実践 — 5年間、9000セッションの日々

150人、15部署、毎月の振り返り

僕は、毎月、各店舗を訪問し、振り返りセッションを行いました。

対象:

  • 150人のスタッフ

  • 15部署

期間:

  • 5年間

合計:

  • 9000セッション

具体的にやっていたこと

ステップ1: テーマを決める

まず、チーム全体で「取り組むテーマ」を決めます。

例:

  • 「この店舗を、地域で一番愛される店にする」

  • 「お客様の笑顔を、もっと増やす」

  • 「スタッフ全員が、自分の強みを活かせる店にする」

ステップ2: 最初の状態と未来の状態を描く

今、どうなっているか?(最初の状態)

  • 売上、お客様の反応、スタッフの様子

1ヶ月後、どうなっていたいか?(未来の状態)

  • 目標像を、全員で描く

ステップ3: 個人目標を設定

そして、各スタッフが「自分の目標像」と「数値目標」を設定します。

重要なのは:

  • 誰かに言われるからではなく

  • 自分で決めて、行動する

ステップ4: 月1回の振り返り

1ヶ月後、再び集まります。

振り返る内容:

  • どんな取り組みをしたか?

  • 何が生まれたか?

  • どの程度、目標像に近づけたか?

  • 取り組むことで、どんな力がついたか?

これを、チーム全員でセッションします。

KPTフレームワーク

振り返りでは、KPTフレームワークを使いました。

K (Keep): 良かったこと、続けたいこと
P (Problem): 課題、うまくいかなかったこと
T (Try): 次に挑戦すること

このサイクルを、5年間、回し続けました。

スタッフの変化: 自律的に動けるメンバーが増えた

5年間で、スタッフは劇的に変わりました。

最初:

  • 指示待ち

  • 「何をすればいいですか?」

  • 受動的

最後:

  • 全員が自分だけの目標像と数値目標を掲げる

  • 自律的に決めて動ける

  • 能動的

「自分で決めて、動く」組織に変わったんです。

一番印象に残っているエピソード

5年間で、数えきれないほどのエピソードがありました。

でも、一番印象に残っているのは:

「こういうことが、沢山生まれた」

ということです。

経済産業大臣表彰(はばたく中小企業300社)受賞

僕たちの取り組みは、社長が表彰される形で、認められました。

経済産業大臣表彰「はばたく中小企業・小規模事業者300社」

社長のコメント:


「これは個人的な結果ではなく、
 社員全員の今までの先進的な取り組み、
 そして未来へ方向性が、対外的に認められ評価された
 ということが大変嬉しく誇りに思います。
 
 全社員の成果であり価値がある受賞です。
 この受賞が今後社員の誇り、プライドとして持ち続けられるよう、
 法人としての人格を磨き続けていきたいと感じています。」

これを読んだとき、僕は感動しました。

数字の変化: コロナ禍で最高益

そして、数字も変わりました。

コロナのタイミングで、最高益を達成。

組織が強いと、危機の時こそ力を発揮する。

それを、実感しました。

第3章: 気づき — なぜ10億の壁を越えるには組織が必要なのか

10億の壁とは何か

多くの中小企業が、売上10億円前後で成長が止まります。

「これだけやっているのに、数字が動かない」
「もしくは、下がる」

そんな時期が、なぜかわからないですが、必ず来ます。

これが、「10億の壁」です。

組織がないと、なぜ10億で止まるのか

僕は、こう思います。

「組織がないと、10億で止まる」

理由:

1. 社長一人の限界

10億までは、社長一人の力で何とかなります。

でも、それ以上は、社長だけでは回せません。

2. 事業ルートだけでは息切れする

施策を繰り返し、PDCAを回す。

これだけでは、どこかで限界が来ます。

人が疲弊し、組織が硬直化する。

3. 新しいアイデアが生まれない

トップダウンだけの組織では、新しいアイデアが生まれません。

現場の声、現場の気づきが、事業成長の種なのに。

逆に、組織があると、どうなるか

組織があると、全く違う景色が見えてきます。

1. 次々と新たなテーマが生まれる

スタッフ一人ひとりが、自分の興味関心に基づいて動き出します。

例:

  • 「面接がとても上手で好きだ」→ 人事、採用、教育を担当

  • 「SNSが好きだ」→ マーケティング、広報を担当

  • 「お客様との対話が好きだ」→ カスタマーサクセスを担当

次の事業展開のヒントが、多数出てきます。

2. 事業が伸びる組織の在り方が見えてくる

事業が成長するにつれて、必要な組織の在り方が見えてきます。

組織が、事業の成長を支える。

事業が、組織の成長を促す。

この好循環が、10億の壁を越える鍵です。

第4章: VELETへの繋がり — なぜ「CMO代行 × 組織コーチング」なのか

CMO代行だけでは不十分だと言い切れる理由

僕は、今、こう断言できます。

「CMO代行だけでは、不十分だ」

理由1: 外部の人がガーガー言うだけでは変わらない

どんなに素晴らしい戦略を提案しても、それを実行するのは「人」です。

外部のCMOが「こうしろ」と言っても:

  • 現場が納得していなければ、動かない

  • 現場に力がなければ、実行できない

理由2: トップが決意しただけでは足りない

トップが「変わろう!」と決意する。

これは、第一歩として重要です。

でも、それだけでは足りません。

No.1、No.2、そして拠点長が「一枚岩」になり、全社に推進していくことが重要。

理由3: 僕自身が、No.2として経験したから

僕は、ずっとNo.2でやってきました。

フォトスタジオの営業部長時代も、No.2でした。

最初は、納得できないこともありました。

「数字だけしか信じていなかった」から、力が出ない時もあった。

でも、そこで働く人の想いに触れて、語る言葉や空間が進化し、お客様が喜んでいる瞬間を見て、「これはいける」と思った。

理由4: No.2の役割の重要性

No.2は、心を奮い立たせ、トップに憑依しつつも、時には「自分が一番だ」と思う気持ちで、やり切るからこそ、見える景色があると思います。

僕は、その経験があるからこそ、言えます。

「CMO代行だけでは、組織は変わらない」

「超伴走型」の原点

僕が「超伴走型」にこだわる理由。

それには、2つの原点があります。

原点1: ゼクシィ時代の、あるお客様

ゼクシィの営業をしていた頃、あるお客様がいました。

僕は、そのお客様に真剣に何度も時間をかけて提案しました。

「これはいける」

そう確信して、提案したとき。

そのお客様は、こう言ってくれたんです。

「上村さんと心中したと思って、頑張るわ」

そして、年間5倍以上の期待値を、初めていただけました。

僕は、本気で頑張って、効果を出そうと思いました。

「この人を、絶対に裏切らない」

原点2: フォトスタジオの専務との約束

フォトスタジオの当時の専務に言われました。

「一緒に、会社を大きくしよう」

その時、僕は一緒に、夢を見た感じがしました。

何をやるかより、誰とやるかだなと。

それが、僕の「超伴走型」の始まりだったと思います。

上村啓太が本当に実現したい未来

「どんな人との出会いが待っているかは、まだ想像もできない」

でも、僕は確信しています。

「その会社全員の目が、本当に輝くっていう瞬間は、紛れもなくある」

そんな瞬間を作れるように、関わり続けたい。

それが、僕が本当に実現したい未来です。

第5章: だから、組織コーチングが必要なのです

CMO代行 × 組織コーチングの相乗効果

VELETが提供するのは:

CMO代行 × 組織コーチング

この2つをセットにすることで、初めて:

  • 戦略が実行される

  • 現場が動く

  • 組織が変わる

  • 売上が上がる

  • 持続可能な成長が実現する

組織コーチングで実現すること

1. 全員の目標像を一緒に探す

僕がフォトスタジオでやっていたように:

  • 一人ひとりの「ありたい姿」を言語化

  • チーム全体の「目標像」を描く

  • 全員で、未来を創る

2. 月次フィードバックで成長を加速

KPTフレームワークで:

  • 良かったこと(Keep)

  • 課題(Problem)

  • 次の挑戦(Try)

を毎月振り返り、成長を言語化する。

3. 自律的に動ける組織へ

指示待ちの組織から、自律的に動ける組織へ。

これが、10億の壁を越える鍵です。

終章: あなたの会社も、必ず変わる

僕が見てきた「目が輝く瞬間」

5年間、9000セッションを通じて。

僕は、数えきれないほどの「目が輝く瞬間」を見てきました。

スタッフが:

  • 「自分の目標像」を見つけた瞬間

  • 「やりたいこと」に気づいた瞬間

  • 「自分で決めて、動けた」瞬間

  • 「チーム全員で、成果を出せた」瞬間

その瞬間、目がキラキラと輝くんです。

あなたの会社にも、その瞬間が来る

僕は、確信しています。

「あなたの会社にも、その瞬間が必ず来る」

10億の壁を越えるために

もし、あなたが:

  • 売上が停滞している

  • 「これだけやっているのに、数字が動かない」

  • 組織に活気がない

  • スタッフが指示待ちになっている

そう感じているなら。

それは、「組織ルート」を登る時期が来たサインです。

まずは、無料相談から

僕、上村啓太と、まずは話しませんか?

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あなたの会社の現状と未来について、一緒に考えましょう。

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まとめ

数字しか信じなかった営業部長が、5年間9000セッションで辿り着いた答え:

  1. 数字だけでは、心は満たされない

    • 一年の終わり、孤独と寂しさを感じていた

  2. 目標は「数値」ではなく「目標像」で描く

    • この衝撃が、すべてを変えた

  3. 事業ルートだけでなく、組織ルートを登る

    • 自律的に動ける組織が、10億の壁を越える

  4. 9000セッションで、組織が覚醒した

    • 全員が自分だけの目標像を掲げ、自律的に動けるようになった

    • コロナ禍で最高益、経済産業大臣表彰受賞

  5. CMO代行だけでは不十分

    • 組織コーチングがあって初めて、戦略が実行される

  6. 「超伴走型」の原点

    • 「上村さんと心中したと思って、頑張るわ」

    • 一緒に夢を見ること

  7. 全員の目が輝く瞬間を、作り続けたい

    • それが、僕が本当に実現したい未来

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成功事例

執筆者: 上村啓太(VELET代表)
リクルート出身、フォトスタジオ営業部長として5年間で9000セッション実施。コロナ禍で最高益達成、経済産業大臣表彰(はばたく中小企業300社)受賞に貢献。現在は札幌を拠点に、北海道の中小企業50社以上をCMO代行・組織コーチングで支援。「戦略に、体温を。」をコンセプトに、超伴走型のCMO代行サービスを提供。

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